INTERVIEW

インタビュー

ご依頼内容
工場・事務所のトータルサポート
株式会社中日金型
代表取締役 毛利 満様
01
地元で建てるための土地探しからスタート
中日金型さんの事業内容と、現在の新社屋について教えてください。
弊社は金型の設計・製造をする会社で、以前は勝川に工場がありました。
勝川の工場は手狭だったうえ、新設備導入の構想もあり、事業拡大のための増築・移転はここ数年の大きな課題でした。
現在の社屋が完成したのは2018年10月ですが、2016年頃から土地探しなど動き始めたときにWebで三建さんを知り、よくわからないまま問い合わせてみてお会いしたのが初対面。
そのときはお互い挨拶をして少し話をしただけで終わり、それ以上の展開はありませんでした。
そのときはそれっきりだったんですね。
はい。お互い、探り探りだったと思います。
半年後、本格的に土地を探し始めたタイミングで銀行さんに相談したところ、いくつか土地の候補を持ってきてくれたんですが、その中で一番気に入った土地を紹介してくれたのが三建コンサルさんでした。
そこで改めて再会し、お願いすることにしました。

ここはもともと工業用地ではなかったため、開発申請が必要だったのですが、その分坪単価が低いなど条件面は申し分なく、魅力的でした。
開発許可申請には一年ほどかかると言われて不安もありましたが、三建さんには許可申請のノウハウもあるとのことでしたので、お任せすることにしました。
02
申請にかかる一年間が有意義な期間に
そこからはどのように進めていったのですか?
開発許可については「申請が大変だし、難易度が高い。通るかどうかも不透明」「とにかく時間がかかる」と周囲からネガティブな情報ばかり入ってきて多少不安もあったのですが、全ての事務作業を三建さんにお任せして私は待つだけでしたね。

申請自体には確かに一年ほどかかったのですが、申請が通る兆しが見えたところで、三建さんが地主さんとの交渉や土地契約の準備、設計などを少しずつ進めてくださいました。
土地の取得については、どのように?
この土地には地主さんが10名いたので、取りまとめや交渉などにも時間がかかりましたが、その申請が下りるまでの期間をうまく使って進めていただけたので、無駄な時間を過ごすことはありませんでした。
とはいえ、許可が下りる前に交渉を進めるリスクももちろんあるので「万が一申請が通らなかった場合は、この売買は成立しません」というような契約書を地主さんと交わしていただいたようで、安心感もありました。

無事、開発許可申請が通った頃には、図面の作成も少しずつ進み、土地の地主さんとの交渉もほぼ終えていて、すぐに契約ができるような状態。
「許可待ちの一年を無駄にした」という感覚は皆無で、スムーズに進めていただけてよかったです。
03
真面目な仕事ぶりに信頼度UP
三建さんとのはじめての取引はいかがでしたか。
もともと銀行さんの紹介という安心感もありましたし、行政関連の実績も多いことは知っていたので、信頼はしていましたが、正直、何もかも初めてのことなので「何が必要で何が不必要かわからない」「どこにお金をかけるべきか」「これは本当に必要な費用なのか」など、判断しにくいこともありました。

額も大きいので、不安がないと言えば嘘になりますが、三建さんは私が不安に思っているところも会話の中で掴んでくださり、その都度解消しながら丁寧に進めてくださいました。
何をするにも事前説明やスケジュールの提示をしてくれたり、こまめに進捗や変更連絡がきたりと、真面目な仕事ぶりは感じていたので、やりとりの中で自然と信頼していったという感じです。
設計について、振り返ってどうでしたか?
はじめに「導入する設備のリストをください」と言われて渡しました。
金型制作に使う専門的な設備情報を見てもわからないのでは…?」と半信半疑でしたが、広さや天井の高さなどはもちろん、電気の容量など細かいところまで考慮した図面を提案していただけて、とても助かりましたし、やはり工場に慣れているんだなと感心しましたね。

現状の設備に加え、今後どのような設備を入れていきたいか?などの未来の話もして、それも加味してくださったのも嬉しかったです。

もうひとつ、消防法の関連でも、進めていくなかで「この方法では消防法に引っかかる可能性がある」ということが判明し、解決案を提示してくれました。
追加で費用が発生するので、内心は「なんとかうまいことやってもらえないかなぁ…」という気持ちも多少あったのですが、今は「あのとき、ちゃんとしておいてよかった」と思っています。
心配事をずっと抱えて経営していくのはストレスですし、建ててみてから「ダメでしたので、やり直します」というのも、結局余分に費用がかかりますからね。
04
「全てを任せられる」という安心感
土地から設計まで一貫したサポート体制については。
当初は、不動産紹介や許認可申請、土地の取得までが三建さんの守備範囲だと思っていました。
土地は不動産屋へ、そこから設計会社を探して設計し、次に建築会社…と自分で探す必要があると思っていたので、三建さんが設計や建築会社のコンペまで関わってくださり、ありがたかったです。

関連会社の「中日クラフト」が社屋を建てた際は、申請や手続きなどに四苦八苦して、時間も労力もかかったと聞いていたので、今回はそれらも含めて設計まで一貫してお任せできてとても楽でした。
私が段取りをしなくても進んでいくのが頼もしいです。
もちろんその分費用はかかりますが、終わってみて振り返ると、もし全部自分でやっていたら、相当時間がかかる上、私の時間もメンタルも削られて大変だったと容易に想像できます。
そう考えると、かけるべきコストだったと思います。
05
先回りがうまい、有能な社員に救われました
お願いしてよかったと思ったエピソードがあれば、教えてください。
開発許可を取るにあたって、目の前の道路の舗装や排水溝の整備など、社屋以外の工事が必要なので、その全額を弊社で負担することになったんです。
大きな出費でしたが、仕方ないと諦めていたところ、うちの社屋の隣の土地の工事が始まったんです。

そしたら三建さんから「あちらの会社さんにも、協力金という形で道路の舗装等の費用の一部を負担していただくよう、話をつけてきましたので」との事後報告。
これは嬉しかったですね。うちも支払いを終えたあとでしたし、三建さんからすればそのまま放っておけば手間のかからない案件なのに、そこは弊社の立場に立って、自ら動いてくださいました。

話を進める前ではなく、確定してから報告してくださったので、私も余計な心配をすることなく、受け入れるだけでよかったのも気持ち良かったです。
三建さんは、自社の利益のためだけではなく、建てる側の立場になって動いてくださる会社さんなんだなあと、改めて実感した一件でした。

終わってみて、感じることは?
三建さんは、とにかく先回りがうまい。
常に先のことを考えながら効率よく進めてくれるので、途中で無駄な時間を過ごさずに済んだのだと思います。
申請や土地取得を進める際も、小さな問題がいろいろあったみたいですが、進行中はそれをわざわざ報告することはなく、全て解決してから「実はこんなことがありまして、でも無事解決しました」と報告をくれるので、こちらが無駄にイライラしなくてもすみました。

コンサルと言っても、世の中には本当にいろんなコンサルがいるので、私みたいな性格だと「もしかして騙されてるんじゃないかな」とか勘ぐっちゃうんですけど(笑)、終わってみて「頼んでよかった」というのが正直な感想です。
かたちのないものにお金を払う不安は誰にだってありますが、三建コンサルさんの専門性の高い手厚いサポートのおかげでこれだけ早く、立派な社屋を建てることができて、「お願いしてよかった」と今改めて感じています。
Thank you for your cooperation.
株式会社中日金型
代表取締役 毛利 満様
所在地愛知県春⽇井市大泉寺町852番地
まずは無料相談
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